NPO法人Tier Heim KOKUA（ティアハイム・コクア）について

ティアハイムは「動物の家」、KOKUAはハワイ語で「助ける・協調する」という意味です。

「Tier Heim KOKUA」は愛情に溢れアニマルウェルフェアに基づく健全な「保護犬シェルター」です。家族を失った保護犬たちは毎日笑顔で過ごしています。又、毎月1回の譲渡会を始め動物福祉問題における啓発活動などを健全に行っています。

Tier Heim KOKUA代表　ごあいさつ

行政による犬猫の殺処分数は年々減少傾向に向かってますが未だ日本では犬猫の殺処分が行われています。そして心無い人間による動物虐待・身勝手な飼い主による飼育放棄やネグレクトは私達の日常の中で行われています。又、規制なきペットショップの生体販売に歯止めをかける事が出来ず幼い命は幼児期に親から引き離され人間の金儲けの為にペットショップで販売されています。劣悪非道な犬猫の繁殖・生体販売・虐待と飼育放棄のスパイラルは続いています。

私達は日々悪徳ブリーダーが金儲けの為に劣悪な環境のパピーミルで虐待し続けた犬、身勝手な飼い主にネグレクトを受け飼育放棄された犬、動物愛護センターに収容され殺処分の恐怖に怯える犬、被災犬や事件に巻き込まれた多くの犬たちをレスキューしています。罪のない犬猫たちの小さな命を脅かすのは心無い人間ですが犬や猫の尊い命を救えるのも、私たち人間です。

身寄りを無くし傷ついた犬猫たちは運が良ければ各地域の動物愛護団体などに救われます。保護された犬猫たちは一般家庭の預かりさん宅や動物病院などへ預けられ保護されるケースが多い現状ですが犬猫の保護から譲渡までに至るまでのボランティア活動は想像以上に困難であり限界もあります。

日本における犬猫の殺処分数は平成2019年度、32,743頭 （環境省HP）

この難題を軽減する為には各地域の行政や管轄警察・犬猫保護に対して健全に取り組んでいるボランティアの皆さんと連携しながら恊働支援する事が必要だと考え誠心誠意、長きに渡り犬猫の保護活動に取り組んで参りました。そんな活動の中で高齢で介護が必要になった犬や人間への警戒心が高く本気で噛み付く野犬や問題行動のある犬たちを多く扱う事となり問題を抱える保護犬たちには安心安全で適正飼育と管理の出来るスペース確保が重要であると実感し保護犬シェルターの運営を決意しました。「保護犬シェルターTier Heim KOKUA」では傷ついた犬たちに必要な医療ケア・美容ケアを施し人間に裏切られ傷つけられた犬たちが再び人間へ愛情や信頼を取り戻せるように精神的・肉体的なリハビリを行い一般家庭の中で生きていけるようにマナーを学ばせ保護犬たちを丁寧に育てています。保護犬シェルターの維持運営には皆様のご支援・ご声援・ご協力が必要不可欠です。

犬や猫をペットショップで買おうと
お考えのご家族がいらっしゃいましたら
犬や猫は〝お金を出して買う〟のではなく
保護犬・保護猫から迎え入れるという選択があることを知ってください。
Tier Heim KOKUAは適正な飼育管理を行う為、１匹の保護犬に新しいご縁を繋ぐ事が出来たら
また1匹、殺処分や虐待の恐怖に怯える犬を救うシステムによって多くの命を救っています。

これ以上、身勝手で心無い人間たちに犬や猫たちの命が脅かされることがない社会づくりを目指し、
そして、人間と動物たちが共生できる愛情溢れる心豊かな日本の未来を夢見て、
大きな事は出来ませんが自分が出来る小さな事から私たちと一緒にはじめてみてください。

小さな力が集まれば、きっと日本を変える大きな力になると信じています。

NPO法人 Tier Heim KOKUA代表　Naomi Yamada

団体概要