Tier Heim KOKUAは一般家庭へ譲渡が難しかった保護犬の精神的、肉体的ストレス、継続的に必要な医療措置、個体の状態などを獣医師に相談・考慮し、次に該当する保護犬たちの里親募集を終了として新たに「終生飼育組」として当施設にて愛情と責任を持って 終生飼育をする取り組みを開始しました。(2024.5.2)
「TierHeimKOKUA終生飼育組の原則基準」
1、推定12歳を超えて2年以上、里親が決まらなかった場合
2、成犬で5年以上、里親が決まらなかった場合
3、疾患を抱え継続的な医療ケアや介護が必要で高度治療、環境の変化などによって生命が危ぶまれるリスクがある場合
長期に渡り里親募集をしたにも拘らず譲渡が難しかった子、 トライアルにチャレンジしたが何度も戻ってきた犬たちにとってはこの施設だけが安心して暮らせる自分の家となっています。保護犬たちの一生を受け入れる事は容易ではなく無償ボランティアとして予算や量力的にも負担は大きくはなりますが生きる場所のない救った命に責任を持ち私たちボランティアは一丸となって小さな命の為に尽力して参ります。
どうか今後とも小さな命を救う私たちの草の根活動へご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます。