【重要】新型コロナウイルスに伴うボランティア活動について

新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方のご家族の皆さまに謹んでお悔み申し上げますと共に罹患された方やご家族の皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。また日々ご尽力されている医療関係者の皆さま、社会活動を支えて下さっている皆さまにおかれましても心より深く感謝申し上げます。

NPO法人Tier Heim KOKUA(ティアハイム・コクア)は、2020年4月7日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止を目的とする政府からの緊急事態宣言を受け、KOKUAの保護犬シェルターでのボランティア活動において皆さま方の健康と安全確保・クラスター発生防止の観点からボランティア活動を自粛しておりましたが、現在においても自粛期間中であることを改めてご報告させて頂きます。自粛内容につきましては前回の第一期ボランティア活動自粛内容に追加する形となりますので第一期・自粛内容をご確認頂いていない方は合わせてご参照ください。

【第二期:ボランティア活動自粛期間】~2020年5月31日(日)

【5月譲渡会自粛について】

緊急事態宣言を受け活動自粛期間中に保護犬の里親希望のお申し込みを頂いております方に対してはKOKUAの子達に目を向けて下さいました事に深く感謝申し上げます。しかし、表明させて頂いておりますようにコロナウィルス感染拡大予防策として4月8日よりすべての活動を自粛させていただいております為、人員不足により里親希望のお申し込みに対して返信対応を行うことが出来ません。里親希望のお申し込みは活動自粛解除のご案内後に改めてご連絡下さいますようお願いいたします。但し、既に緊急事態宣言発令前にお話を進めさせて頂いておりましたご家族さまにつきましては、お時間を要してはおりますが順次、個別に対応をさせて頂いております。5月譲渡会の自粛延長につきましては何より苦渋の決断でございますが緊急事態宣言・外出自粛要請が解除され、大切なKOKUAの保護犬たちを安心して丁寧にご家族様のもとへ託せる時期をお待ちいたけましたら幸いです。

【犬猫の保護活動自粛について※再度ご案内とお願い】

この情勢においても、Tier Heim KOKUAには東京都のみならず郊外からも日々、多くの動物虐待や無責任な飼い主による飼育放棄などの相談・保護依頼が止みません。「虐待されているかもしれない犬がいるから今すぐに見に行って欲しい」「放浪している犬がすぐに捕まえに行って欲しい」などの対応については、現状すぐに駆け付けることが出来ません。動物虐待などを発見した際は〝動物虐待は列記とした犯罪です〟ので該当動物の身の安全を最優先として迷わず最寄りの警察・動物愛護センターへ即時、通報していただきますようお願い致します。又、動物の身柄を警察へ渡さずご自身の責任において保護・飼育を希望する場合においても万が一、該当動物の飼い主が探している場合もございますので個人のSNSなどだけで拡散する行為の前に必ず最寄りの警察・動物愛護センターへの届出をお願い致します。警察へ届けた後、ご自身が責任を持って終生飼育すると希望する場合は該当動物の保管場所につきましては警察とご相談の上、ご自宅で飼育の許可を受けましたら、それ以降はご自身の責任のもと動物病院へ連れて行き、次は獣医師指導のもと必要な医療ケアを実費で行い、丁寧に保護飼育を行い拾得物保管期間が過ぎましたら正式に所有者登録を行い一生の家族として大事にしてあげてください。(※拾得物保管期間などについては担当警察官へ直接ご確認ください)尚、各都道府県で対応は異なりますが警察や動物愛護センターへ通報・回収・収容があった際は、次の流れとしては各行政の手順を踏み、受け入れ可能な動物愛護団体などがあれば各団体にて保護されます。KOKUAもその受け皿となっております。

犬猫動物たちの小さな命を守るためには、その命を守る私たちの健康と命の安全が不可欠です。今、改めて一人ひとりが感染しない、感染させない気持ちを強く持ち、コロナウィルスに対する感染予防対策と注意の徹底を怠らず、今しばらく厳しい自粛要請期間を冷静に受け入れ忍耐を持って乗り越えなければならないと考えております。尚、自粛期間中であってもKOKUAの保護犬シェルターで暮らす保護犬たちの飼育管理は1日もお休みはしていません。最少人数のボランティアにより保護犬たちは毎日安心安全の環境の中で穏やかに暮らしています。

何卒、ご不便ご迷惑をおかけいたしますが改めましてご理解賜りますようお願い申し上げます。

応援してくださる皆様、お気持ちを寄せてくださる皆様、

くれぐれも愛するご家庭や動物たちと一緒に健康と安全にお気をつけ頂き、ご自愛くださいませ。

NPO Tier Heim KOKUA代表 Naomi Yamada