犬種  Mix
性別・生年月日  女の子・2015年7月7日(推定)
医療ケア  血液検査・健康診断・避妊手術済・ワクチン接種・フィラリア(-)・狂犬病予防接種・マイクロチップ
原因  多頭飼育崩壊・動物愛護センター
性格

シェルちゃんは、動物愛護センターから当団体がレスキューした保護犬です。
とても甘えん坊な一面を持つ一方で、過去に人間社会の中で深刻な虐待を受けた経験から、人に対して強い恐怖心と不信感を抱えています。

特に見知らぬ人や、まだ心を許していない人間に対しては、唸る・噛み付く・隠れるといった防衛行動を取ることがあり、一般家庭やペットショップにいる犬のように「おいで」と声をかければ尻尾を振って近寄ってくるタイプの犬ではありません。
当団体に1年以上通ってくださっている多くのボランティアさんでさえ、シェルを抱くことができる方はごくわずかです。

また、シェルは非常に頭が良く、身体能力も高いため、環境の変化や強い恐怖を感じた際には逃走のリスクも高い犬です。これまで、シェルの過去や性格、特性をご理解くださったご家族から何度か里親希望のお申し出をいただき、トライアルの機会もありました。しかし、知らない人間のもとへ行くことに対する恐怖があまりにも強く、瞳孔が開いたまま暴れる、嘔吐や下痢、失禁を繰り返すなど、心身に大きな負担がかかる状態となってしまいました。トライアル先で逃走し、事故に遭う危険性が高いこと、そして何よりシェル自身の心と身体の健康を守るため、ご家族と話し合いを重ねた結果、トライアルを断念する判断をしてきた経緯があります。

シェルターへお見合いに来てくださった全てのご家族に対しても、唸る・隠れる・噛み付くといった行動に加え、嘔吐や下痢、失禁などのパニック状態で体調不良を起こしてしまい、近づくことすら難しい状態が続いてきました。

当団体としては、お留守番時間のないご家庭、外出時や日常生活において逃走防止のための万全なセキュリティー環境が整っていることなどの条件を満たすご家庭を希望し、5年以上にわたり里親募集・お見合い・トライアルのチャレンジを続けてまいりました。

しかし、現実的に譲渡へと繋げることが難しい状況が続いていることから、現在はTierHeim KOKUAの保護犬シェルターにて、シェルちゃんの終生飼育を行うという決断をいたしました。シェルが安心して暮らせる環境の中で、その一生に責任を持ち、心穏やかに過ごせるよう、これからも大切に寄り添っていきます。引き続きご支援ご声援をお願い致します。

管理団体 NPO法人Tier Heim KOKUA